トップページ 〉観光ガイド 〉ハイキング



観光ガイド

若狭高浜の八穴(洞)

蛭子ヶ洞(えびすがほら)
城山の西岸を外海、若狭湾を向かう途中に漁師の守護神、蛭子神社があり、木彫りの恵美須・大黒天が祠られてあります。漁師の方たちがいつも大漁を祈りつつ出漁されます。その蛭子神社の東下側に細い背巾の蛭子ヶ洞があります。西側から見れば平凡な洞穴ですが、東側へ廻ってその洞穴の中へ入り西方を眺めると秀麗なる若狭富士を洞穴に嵌めて仰ぎ見る一種異様な洞穴であります。
鼓ヶ洞(つづみがほら)
洞内の突き当たりに、海上安全を守っていただくように小さな祠があります。波が洞に入ってきてその洞窟の壁に当たると、その音が入り口の方へ谺する。その響を入り口の方で聞くと、あたかも鼓を打っているように聞こえる。
そのようなことから鼓ヶ洞という名が生まれたといわれます。
猩々ヶ洞(しょじょがほら)
鼓ヶ洞のやや少し東方寄りに、あまり目立たない小洞があり、その洞の上に猩々に似た岸壁の形が、如何にも猩々が覗く感じがします。
あまり近づかずに向かい側の岩の上か、磯辺に寄って見上げると、猩々の顔にそっくりな型をして見守っている様に見えます。その為、猩々ヶ洞と呼ばれています。
乙女ヶ洞(おとめがほら)
高浜の名所です。岩の上か、碁石浜か、上の公園から眺めれば、しおらしい乙女のような極めて細い洞です。
外ヶ洞(そとがほら)
如何にも外を向いて、前は海。その昔は事代の浜からの出漁の時は、この前を櫓を漕いで行ったものですが、現在訪れる人はボートを漕ぐ人々か、浴客を乗せて行く釣舟くらいになりました。
その事代浜を、今は城山海水浴場として浜茶屋、貸ボート屋で夏は賑やかなことです。
鋏み岩(はさみいわ)
外ヶ洞から少し東の沖を北へ向かうと鋏岩という奇岩があり、如何にも鋏を上向けて立てたような不細工な島です。鋏というより両手を近づけているような感じがします。ボートを浮かべて波に揺られつつ所を得れば、西に見える若狭富士が両手で抱かれているような風に見えるときがあり、また夕焼けの頃ともなれば夕日をがっちりと挟んだかのように見えるときもあります。
大昔は鋏型ではなく輪型であったとも考えられます。冬の荒れたときなどに、その頂上が、崩れ落ちて鋏のような格好になったので、この名が付いたものと思われます。
揚ゲ小洞(あげがこほら)
現在では一カ所欠けて七洞になっていると記してあるものもありますが、崩れたところは揚ヶ浦と呼ばれ、その左隅の方から東へ抜けている小洞があります。
その昔は明鏡洞と並び、外海へ横向きの洞だったため、大荒れの波に耐えきれず、海側が削れ落ち洞穴も埋もれてしまい、今は底部から東へ通じる極めて小さな洞が残るのみとなっています。
人間の身体までは通れないくらいと思いますが、向こう側が光って見えます。
明鏡洞(めいきょうどう)
高浜八洞の代表であり、波の加減によって、外からもボートが通れるときもあります。恋人を乗せたボートが明鏡洞をくぐり抜けている微笑ましい風景も見られます。明鏡洞を通して日本海の海水が鏡のようにキラキラ光って見え、または外海からの波が音を立てて打ち寄せてくるときもあり、昔の丸鏡の形をしていて岩や風景を水鏡にも映しています。
夏の夜ともなれば、沖に並ぶ漁火が明鏡洞の中に一線を曳いて輝いている時もあり、高浜名所の随一です。
城山公園の陸地から見られるのはこの明鏡洞と乙女ヶ洞の二つです。